日々のいのちの営みが

時に あなたを あざむいたとて

悲しみを また いきどおりを抱かないでほしい

かなしい日々には心を穏やかに保てば

きっと ふたたび よろこびの日がおとずれようから

心はいつも ゆくすえのなかに生きる

今あるものは すずろにさびしい思いを呼び

人の世の すべてのものは つかの間に流れ去る

そして

流れ去るものはやがて なつかしいものへ